第26回臨床研究会
「地域医療・医接連携 その一例」
和田 竜彦 (夜間部 17 期)和田接骨院
[はじめに]
ある専門的な分野で、その専門性が進み、その次元が高くなればなるほど、それを利用する側、その恩恵を享受する側である一般人との間に、ちょっとした、すきまのようなものができ、それが浸透するまでには結構時間がかかってしまうことがあるかと思われます。新しいものに興味はありますが、反面、疑心暗鬼にもなり、期待と不安が入り混じることがあります。
日本の医療は、世界でも有数な、最先端を行っているものではないかと考えております。もしも医療に関して素人ではない私が、近隣の医療機関、最新の医療現場を、より正確な情報として持ち合わせていれば、より高度な医療と、患者さんとのすきまを埋める、いわば架け橋のようなものとなり、それはそれで地域医療への貢献になるのではないかと思っております。
[方 法]
平成18年7月、地域の総合病院(全23科、病床数634床)の地域医療連携室より、地域の接骨院との医療連携についてお話しをいただきました。具体的には、これまでに6回に及ぶ勉強(セミナー)を、開いていただいております。
第1回目は平成18年9月、膝関節疾患に関する解剖および外科的処置について。
第2回目は平成19年2月、上肢の疾患(主に肩関節、手関節)についての徒手診断、および外科的処置について。
第3回目は平成19年7月、脊柱疾患に関する外科的処置の現況及び将来性等々についてのご講演をいただきました。
第4回は平成20年1月に、第5回は平成20年7月に、そして第6回は平成21年1月に、セミナーを開催していただき、柔整師の先生方には、のべ144名の先生方にご参加いただいております。
[まとめ]
地域医療連携、医接連携は、我々にとっては外堀の部分かもしれませんが、あくまでも患者さん重視の視点に立てば、その外堀を埋めていくことは、結果として我々の本業に相乗効果をもたらす可能性があるのではないかと考えております。










